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事業承継は
早めの取り組みが
重要です

後継者が決まっていない企業が
約3割


現経営者に対するアンケートでは、
経営者が60歳代の企業のうち、後継者が決まっていない企業が約3割にのぼっています。
また、後継者候補がいる企業においても、約2割の経営者が後継者に話をしておらず、
後継者と事業についての対話ができていないのが現状です。

後継者の決定の有無

後継者の決定の有無

〈出典〉
事業承継実態調査(中小企業基盤整備機構平成23年3月実施)

後継者との意思疎通の状況
(後継者候補がいる企業)

後継者との意思疎通の状況(後継者候補がいる企業)

〈出典〉
事業承継実態調査(中小企業基盤整備機構平成23年3月実施)

経営力を発揮できず、
苦労する経営者が多い。


さらにアンケートによると、先代から事業を引き継いだときに苦労した点として「経営力の発揮」を挙げている経営者が多く、後継者が経営力を発揮していくためには、5年〜10年の期間が必要であると考える経営者が多数を占めています。したがって、後継者が十分に「経営力」を発揮できるよう、できる限り早い段階から計画的に事業承継に取り組み、現経営者がバックアップすることが重要です。

先代経営者から事業を引き継いだときに苦労した点

先代経営者から事業を引き継いだときに苦労した点

〈出典〉
事業承継実態調査(中小企業基盤整備機構平成23年3月実施)

後継者の育成は、
3年以上の時間がかかる。


中規模企業では9割以上、小規模企業では8割以上の経営者が、後継者を育てるには3年以上の期間を要すると答えています。その中でも、最多の期間は5年以上10年未満と答えた層。後継者を育てるのか、第三者に引継ぐのか、答えは見つかっていなくとも、早めの対策が必要なのです。

後継者の育成期間

後継者の育成期間

〈出典〉2014年中小企業白書

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