今後10年間で、
中小企業の約半数が
世代交代の時期に。
事業引継ぎ問題は、
他人事ではありません。
最近23年間で、
経営者の高齢化が進行。
中小企業経営者の年齢のピークは、23年間で47歳から69歳に推移。
多くの中小企業にとって、事業引継ぎは目を背けられない課題であることを浮き彫りにしています。
年代別に見た中小企業の経営者年齢の分布
〈資料〉
(株)帝国データバンク「COSMOS2(企業概要ファイル)」再編加工
(注)年齢区分が5歳刻みであるため山が、動いているように見えないが、2015年から2018年にかけて、経営者年齢のピークは3歳高齢化している
経営者の平均引退年齢も、
大きく上昇。
経営者の引退年齢も、時代の変化と共に大きく上昇。
小規模事業者では、70歳の大台を突破しています。
この背景には、事業を次の世代に譲りたくてもなかなか引継ぎ手がいないという現実もあるようです。
経営者の平均引退年齢の推移
〈出典〉
中小企業庁委託「中小企業の事業承継に関するアンケート調査」
(2012年11月、(株)野村総合研究所)
増加する親族外、
第三者への事業引継ぎ。
従来、9割以上の中小企業は親族に事業を引き継いでいました。
しかし、現在ではその割合は4割以下に低下。
当たり前とされていた「親族が家業を継ぐ」という考え方が成り立たない時代になりつつあるのです。
事業承継時期別の現経営者と
先代経営者との関係
〈出典〉
中小企業庁委託「中小企業の資金調達に関する調査」
(2015年12月、みずほ総合研究所(株))(再編・加工)